寒い家は健康に影響を与える?寒い時の対策も合わせてご紹介します!
皆さんの家は適切な温度に保たれていますか。
冬はどうしても室内が寒くなってしまいがちですが、寒い室内にいると健康にも影響を与えます。
とはいえ、具体的にどのような影響があるか分からないですよね。
そこで今回は、寒い家に住むことが健康にどのような影響をもたらすのかについて解説します。
□健康に暮らすために必要な冬場の室内気温とは
冬場の室内気温については、世界基準として18度以上が推奨されています。
これは18度以上が望ましいということではなく、健康に暮らすためには18度以上が必要だということです。
実際に推奨されているのは21度以上であり、18度以上という数字は許容温度に過ぎません。
ですが実際の状況は、エアコンや暖房を使わずして18度以上を保つのは困難であり、半分以上の人が健康に良くない環境下で生活しているのです。
では、この基準を下回るとどんな影響が出るのでしょうか。
まず16度を下回ると呼吸器系疾患のリスクが高まります。
さらに12度を下回ると、血圧の上昇や心臓に関わる血管への悪影響が見られます。
そして5度を下回ると低温症のリスクが発生します。
このように気温が下がるにつれて、その後の生活に大きく関わる病気になってしまう可能性が高まるのです。
□健康上のリスクを下げられる断熱住宅とは
先程は、寒い家に住むことが健康へ悪影響を及ぼすことについてご紹介しました。
実はこの健康上のリスクは、断熱住宅に住むことで下げられます。
そこで続いては断熱住宅のメリットについてご紹介します。
まず1つ目は、体感温度が高くなり、体の冷えを防いでくれることです。
断熱住宅は、外からの空気の侵入を防ぐと同時に、室内に流れる冷暖房の空気を外に逃しません。
そのため冬は部屋を暖かく保ち、体の冷えを防いでくれるのです。
2つ目は、年間のランニングコストを抑えられることです。
断熱住宅ではエアコンや暖房を効率よく使えるため、温度を極端に上げる必要がありません。
それが結果的に光熱費の削減になり、住宅の維持費を抑えられることにもつながります。
省エネに興味がある人や光熱費が高くてお悩みの方には特におすすめですね。
3つ目は、ヒートショックのリスクを減らせることです。
ヒートショックとは、室内の温度差から生じる健康への影響を指します。
暖かい部屋から外に出ると寒くて体が震えますよね。
これはヒートショックの一例と言えます。
断熱住宅であれば、室内ごとの温度差を小さくできるので、急な温度変化によってヒートショックになるリスクを減らせます。
高齢の方と一緒にお住まいの方にとって、このメリットは嬉しいですよね。
4つ目は、結露が発生しにくいことです。
冬の寒い朝には、窓に霜が降りていたり、無数の水滴がついていたりすることがよくありますよね。
これは室外と室内の温度差が大きくなることで発生する、結露という現象です。
結露はダニやカビの発生につながるので極力避けたいものです。
断熱住宅であればこの結露にも対策でき、家を衛生的に長持ちさせられるでしょう。
□まとめ
今回は、寒い家に住むことでもたらされる健康への影響についてご紹介しました。
冬場の寒さに負けず、健康に暮らせる家づくりを目指しましょう。
当社では高断熱を追求し、冬でも暖かく暮らせる家をご提供しております。
ぜひ気になることがあれば、お気軽にご相談ください。