湿度が高い家は健康に悪い?工夫した家づくりのコツを解説します!
湿度が高い家と聞いてあまり良いイメージを持たない方は多いように、湿度の高い家には様々なデメリットがあります。
湿度が高いと気分的に落ち込むだけでなく、身体へ与える悪影響もあります。
そこで今回の記事では、湿度の高い家づくりのデメリットや木の家が持つ調湿効果について解説します。
□湿度が高い家のデメリットを解説します!
湿度が高い家で暮らしていると、体調に悪影響を及ぼす可能性が高くなります。
そこで、湿度が高いとどうなるのか3つのデメリットを紹介します。
1つ目は、湿度が高いと疲れやすくなることです。
あまりイメージが沸かないかもしれませんが、湿度が高いと体内の温度調整が難しくなります。
温度調整が難しくなると汗をかきにくくなり、熱をうまく下げられなくなるため、疲れやすさにつながります。
最悪の場合、熱中症を引き起こすこともあるので注意が必要です。
2つ目は、ダニやカビが発生しやすくなることです。
湿度が高い環境は、ダニやカビの繁殖を手助けしてしまいます。
具体的には、湿度が60%を超えると発生率が大幅に上がり、これらは咳や体調を崩す原因になります。
中には深刻なトラブルもあるので、早めの対処が必要です。
3つ目は、関節炎など、一部の持病の症状が悪化することです。
湿度が高い日には、関節が痛むという現象が起こる可能性があります。
強風や低気圧、湿度が高い場合には、関節に痛みを感じる割合が多くなるというデータがあります。
□木の家の調湿効果について解説します!
最近は機密性の高い住宅が多くなったので、冷暖房使用の節約による光熱費削減や防音効果などのメリットがある中で、湿気は気になるポイントです。
室内に湿気がこもると、先述したようなデメリットが生じます。
しかし、木には天然の調湿効果があるので、木の家では通常よりも快適に過ごせます。
木の調湿効果は、湿気が多いと水分を含み、空気が乾燥すると水分を排出します。
これにより、湿度を一定に保つような働きをします。
そのため、木の家に住んでいるだけで湿気対策になります。
しかし、木はカビが発生しやすい傾向にあります。
一度カビが発生すると、なかなか綺麗に取り除くことは難しいです。
そのため、家を建てる際に湿気や水分にできるだけ負けないようにしたり、木材や窓選びを慎重に行ったりすることが重要です。
木の中でも種類によって様々な特性を持つので、施工業者と相談して快適な家づくりを目指しましょう。
□まとめ
今回は、湿度の高い家のデメリットや木の調湿効果について解説しました。
当社は国産の木にこだわった注文住宅を手がけており、機能性だけでなく環境にも配慮した家づくりをしています。
これから理想の住まいで快適に過ごすためにも、注文住宅をお考えの方はぜひご相談ください。