カビが生えにくい家の条件についてご紹介します!
カビと言うとお風呂やキッチンといった水回りだけでなく、カーテンや壁にも生えてしまいますよね。
こうしたカビは仕方がないものと諦めてしまっている方はいらっしゃいませんか。
これから家を建てられる方は、できるだけカビの生えない家にしたいですよね。
そこで今回は、カビが生えにくい家の条件についてご紹介します。
□カビが多い家で過ごした場合の影響とは
まず、カビが多い家で過ごすとアレルギー性の鼻炎を引き起こす可能性があります。
なぜなら鼻の粘膜にカビという異物がついた際、それを排除するために鼻水や鼻づまり、くしゃみなどの症状が出てしまうからです。
また、カビの多い家ではシックハウス症候群も発症しやすいとされています。
これは、建材や家具に含まれる化学物質や建材、家具に発生したカビによって起こる健康被害のことを指します。
主な症状は、倦怠感や頭痛、めまいなどです。
さらに、カビは水虫の原因にもなります。
このようにカビは人体に様々な悪影響を及ぼす原因になるため、十分に対処する必要があるといえるでしょう。
□カビの生えない家の条件とは
カビの生えない家の条件としてまず1つ目に挙げられるのは、気密性が高いことです。
家の中に外の湿った空気が入らないようにすることが最も重要な条件と言えるでしょう。
2つ目は、家の中の温度差がないことです。
断熱性が低いと、北にあって日の光が入りにくい部屋や浴室やトイレなどがリビングのような人の集まりやすい部屋と比べて極端に寒くなることがあります。
家を高断熱にすることでそのような温度差がなくなり、カビの原因の1つである結露の防止につながるでしょう。
3つ目は、家の中の水蒸気を吸収、そして放出できる材料を使っていることです。
浴室やキッチン、トイレといった水回りからは湿気が大量に発生しています。
湿った空気が外から入るのを防いだとしても、水回りからの湿気をそのままにするとカビの原因になってしまいますよね。
そこで、水蒸気を吸放出できる材料を使用することで室内で発生する湿気を抑えられます。
断熱材についても、このような機能のあるものを使用できると良いかもしれませんね。
4つ目は、換気システムが計画的になされていることです。
換気というと、窓を開けることをイメージする方が多いかもしれませんが、窓を開けるとカビの原因である結露が発生してしまいます。
とはいえ、外の新鮮な空気をしっかりと家の中にも取り入れたいですよね。
こうした場合に換気システムを採用することによって、室温を一定に保ちながら空気の入れ替えを行えます。
□まとめ
今回は、カビが生えにくい家の条件についてご紹介しました。
カビが多い家に住むと様々な健康被害を受けてしまいます。
気密性と断熱性に気を付けたり、家の材料、システムを意識してカビの生えにくい家を目指しましょう。
ぜひ家づくりでお悩みの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。