自然素材の壁紙を取り入れませんか?自然素材壁紙の特徴をご紹介します
自然素材を使用した住宅は近年注目を浴びています。
環境にも体にも優しい住宅は理想ですね。
そこで今回は、自然素材の壁紙についてご紹介します。
自然素材の壁紙を使う時の注意点も併せて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
□自然素材の壁紙についてご紹介
自然素材の壁紙と聞いて、どんな素材を思い浮かべるでしょうか。
あまりご存知ない方も多くいらっしゃるでしょう。
ここでは3つの種類の壁紙をご紹介します。
*珪藻土
まず1つ目は珪藻土です。
最近よく耳にする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
珪藻土とは、植物性プランクトンが化石化し泥と一緒に岩石になったものです。
高い調湿効果が特徴で、結露の防止になるでしょう。
また補修が比較的簡単にできることも魅力の1つです。
*漆喰
2つ目は、漆喰です。
漆喰とは石灰岩を低温焼成して、それに水を加えて作ったものです。
漆喰のメリットは、自浄作用があることで、殺菌効果が期待できます。
カビが発生しにくいのは嬉しいですね。
また、外壁に使用されることもあるほど、丈夫な素材です。
調湿効果もあるでしょう。
*オガファーザー
最後にご紹介するのは、オガファーザーです。
これは、新聞紙の再生紙とおがくずを使用して作られている壁紙クロスです。
近年、環境に優しいものとして浸透してきています。
ご自身で塗装もできるため、DIY好きの人にもおすすめでしょう。
調湿機能も期待できます。
□自然素材の壁紙を使用する際の注意点とは
続いては、自然素材の壁紙を使用する際の注意点をご紹介します。
まず1つ目の注意点は、自然素材ではない壁紙に比べて価格が高くなる傾向にあることです。
量産できるビニールクロスなどは、価格も低いですが、自然素材のものは数に限りがあり価格も上がります。
また、一般的に施工に手間がかかるため、そのこともコストアップの要因でしょう。
2つ目は、素材に応じたメンテナンスが必要な点です。
自然素材の壁紙は、素材に合わせたメンテナンスが重要です。
例えば、珪藻土は傷がつきやすいという特性があります。
そのため珪藻土のメンテナンスをする際には、粉が落ちてしまわない程度の強さで掃除をする必要があります。
それぞれの特徴を掴んで、素材に応じたメンテナンスを心がけましょう。
□まとめ
今回は、自然素材の壁紙についてご紹介しました。
自然素材の壁紙は魅力に溢れていましたね。
その一方で、価格やメンテナンスに注意しましょう。
注文住宅をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。