住宅と健康の関係とは?住宅における健康被害の対策方法を紹介します!
住宅によって引き起こされる健康被害の存在はご存じでしょうか。
実際に、住宅ではさまざまな健康被害が発生しています。
新しく住宅を購入する際には、家族が健康で快適に過ごせる住宅にしたいですよね。
そこで今回は、住宅における健康被害とその対策方法について紹介します。
□住宅における主な健康被害とは
まず、住宅における主な健康被害を3つとその原因について紹介します。
1つ目は、シックハウス症候群です。
こちらの健康被害は、住宅の建材から発生する有害物質を原因とするものです。
主に、フローリングに使用される接着剤や壁などの塗料に含まれるホルムアルデヒドなどの揮発性の化学物質が発散し、それらを吸い込むことで症候が引き起こされます。
症状としては、頭痛やめまい、倦怠感、喉の痛みなどの体調不良が挙げられます。
2つ目は、ダニ、カビアレルギーです。
布団やカーペットなどには、多くのダニやカビが生息しています。
これらの死骸や糞はアレルゲンとなる可能性があり、アレルギー反応や喘息などの症状を引き起こす原因となる場合もあるでしょう。
特に、カビは高温多湿の環境を好むため梅雨の時期は注意が必要です。
また、ダニは乾燥を嫌うため、湿度を下げることで発生させにくくできます。
3つ目は、結露による被害です。
冬場などによく発生する結露ですが、ただの水分と侮っては危険です。
先程紹介したような、カビやダニが発生する元となり、こちらもアレルギーを引き起こす原因となります。
主に結露が発生する場所としては、窓周辺が思い浮かぶでしょう。
しかし、結露は押し入れやクローゼット、玄関などさまざまな場所で発生しています。
□住宅における健康被害の対策方法とは
次に、住宅における健康被害の対策方法を紹介します。
*ヒートショックや結露への対策方法
ヒートショックや結露は、ともに室内と外部の温度差により発生すると考えられています。
これらへの対策方法としては、住宅の気密性と断熱性を高くすることが挙げられます。
気密性とは、室内の空気を外部に漏れだしにくく、外部の空気が侵入しにくくするものです。
また、断熱性が高まると外部の温度からの影響が受けにくいです。
これらが高い住宅を作ることで、外部との温度差が生じにくくなるので、健康で快適な住宅を作れるでしょう。
*シックハウス症候群の対策方法
先程も紹介したように、シックハウス症候群の原因は、建材から発生する有害物質です。
そのため、効果的な対策方法となるのが、天然素材を用いるなどの建材選びです。
有害物質を含まない建材を採用すると、有害物質が室内で発生しにくくなるので健康に過ごせるでしょう。
□まとめ
今回は、住宅における健康被害とその対策方法について紹介しました。
住宅内で起こる健康被害にはさまざまなものがあり、それぞれ多種多様な原因があります。
家族が健康に過ごすためにも、対策を練って快適な住宅を作ってみてはいかがでしょうか。
また、住宅のことでお困りの際は、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。